中国の四川省ブン川県で12日大地震が起きたことを受けて、世界各国は14日に中国の救援活動に資金や物資を提供してきました。
30トンの物資を載せたロシアのIL-76型輸送機がこの日午後成都に到着し、またロシア側は当日またもIL-76型輸送機を繰り出し、第二陣の援助物資を送ってきました。そして15日と16日に改めて2機のロシアの輸送機が中国に援助物資を送ることになっています。
イギリスの中国駐在事務所は14日、イギリス政府は中国の地震被災地に100万ポンド相当の援助物資を提供すると発表しました。
フランス外務省は14日プレスコミュニケを発表し、16日に中国に大型輸送機を派遣し、テント、布団と薬品など25万ユーロ相当の救援物資を中国紅十字会に送るとしています。
ベルギーのグフト外相は14日、中国への援助資金を65万ユーロに増やすと発表しました。
イタリア中国駐在大使館は当日、イタリア政府は野戦病院の設備など一式を中国に提供するほか、必要に応じてその他の物資を送るとしています。
北京の日本大使館はこの日、中国の地震被災地に5億円の救援資金を提供すると発表しました。
韓国政府は14日、100万ドルの救援資金などを中国に提供すると発表しました。
パキスタンのジラミ首相はこの日、中国の地震被災地に薬品、テントなど救援物資と救援資金を提供することを表明しました。
インド政府もこの日、中国の地震被災地にまたも必要な援助を提供すると表明しています。
ユニセフ・国連児童基金の中国駐在事務所もこの日、四川の地震被災地に30万ドル相当の救援物資を提供するとしています。
このほか、日本各界の人々も中国へ援助資金を送り、14日午後までに東京の中国大使館には5200万円もの救援資金が届けられました。
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