中国の四川省で発生した大地震について、台湾のメディアは、中国大陸の救援活動を高く評価する報道を行っています。
地震発生後、中国の温家宝首相はただちに被災地に赴き、救援活動の指揮をとりました。これについて台湾の「聯合報」は14日付けで、「被災地で陣頭指揮、温首相が怒鳴る」と題した記事を発表しました。記事では、被害を受けた各地で救援が進展しないことに対して温家宝首相が、責任者との電話で「どうやって救うか問わないが、被災地10万人の無事を要求する。これは命令だ!」と指示した後、電話機を投げ捨てたことを伝えました。また、温首相が、救援活動に当たる部隊の指導者に対し、「人民があなたたちを育てているのだ。ちゃんと分かってほしい」と強い口調で語ったことも報じられました。(翻訳:鵬)
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