胡錦涛国家主席訪日アンケート調査結果(10)
胡錦涛国家主席の訪日を前に、中国国際放送局は日本人を対象としてアンケート調査を行いました。5月6日までにおよそ900人のリスナーと4000人のネットユーザーがアンケートに答えて下さいました。その結果を見ると、多くの日本国民が胡錦涛国家主席の訪日に大きな期待を持っていることがわかりました。CRIはアンケート調査の結果をまとめ、日本語版と中国語版のホームページで掲載します。アンケートに関する詳しい情報やアンケートへの参加方法などについてはhttps://japanese.cri.cn/other/hjtdc/をご覧ください。
友好を促進するために、様々なアイディア
両国の友好を促進するために、指導者の相互訪問以外に何をしたらよいのでしょうか。多くの日本人のリスナーやネットユーザーが様々なアイディアを考えてくれました。
青少年交流に関するもの:
「未来志向の観点から、10代・20代の若者の交流・相互訪問を一層充実していただきたいと考えます。平和は心に深く根付くものだと信じます。そして、相手の考え方や生活や文化を尊重し大切に思うことが、自分のことを理解して貰うことに結びつくものと信じます」
「中国の大学で日本語を勉強している人はますます増えていますが、日本へ留学して当地で日本語を勉強するチャンスはやはり有数だと思います。また日本へ行ったことがないのに日本語を教えている中国人の教師、特に若い教師も少なくないです。そういう事情は、学生に対しても、教師に対しても、マイナスです。もしできれば、両国の間で交換留学にもっと力を注げばいいのではないかと思います」
「両国の各少年団同士の交流としてのホ?ムスティを常設の方向でお願いしたいです。中国の文化と日本の文化を若い人々にわかりやすく伝えるためにお互いの国の映画、文学、絵画、音楽などを紹介して、特に若い作家や、音楽家、画家、映画監督をお互いの国に招いてシンポジウムを定期的に実施します。」
民間交流に関するもの:
「姉妹都市の拡大・日中共同番組・一般家庭紹介。何よりも民間人レベルでの交流を活発させることがお互いの誤解を無くす最良の方法と思います」
「日中両国民のお互いの国への観光の機会を増やせば、お互いの誤解や誤った認識が解けて、友好の増進になると思います。そこで、日中両国民の観光客の入国手続きの規制の緩和が必要です。特に日本側の入管は、中国人観光客には厳しい規制をしています。日本側は緩和するべきです」
「両国市民によるインタ?ネット会話を常設してほしいです。 インタ?ネットによる両国文化の交流講演会(両国での大学における講義や両国の図書館、博物館等の解説など)が常設的に活用できるようにしてほしいです」
「日本各地での交流イベントをもっと増やす、お互いの国の民間の人がアイデアを出して、参加できるようなイベントがあるといいです」
メディア交流に関するもの:
「人的な交流は十分な域に達していると思います。お互いの理解を深めるため(誤解を解くため)に両国の首脳か政府の高官が相手のメディア等を通して、直接相手国の国民と対話する機会があると良いと思います」
「首脳の訪問はもちろんのこと、もっと文化、芸術、マスコミなどを日本に進出させ、日本国民が中国に興味を抱くことが大事かと思います。政治が方針を決めることに意味はありますが、関係をよくするには国民同士の交流が必要であり、アピールすることが大切と考えます」
「オリンピックに基づいてどのような努力をしたか、どれほどの人材力を投入したか、日本の方々に理解してもらうように説明したほうがいい。日本を通して、世界各国の中国に対する信頼感と親近感を高めてもらいたいです」
「文化交流、特にTV番組などを両国が協力して制作するなど、もっとメディアを利用して、お互いに相手のことを理解できる機会を作ればいいと思います」
そのほか、「各都市の航空路線を増やす」、「友好都市との交流活動を更に充実させる」、「北京五輪をきっかけに両国のスポーツ交流を強化する」など様々なご意見が寄せられました。
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