大型サイクロンの被害を受けたミャンマーに対し、国際社会は、いろいろなルートによって支援を急いでおり、また、ミャンマー国内では救援活動が進められています。
国連のパン・ギムン事務総長は8日、ミャンマー政府に対し、「あらゆる人を動員し物資を調達して、救援を行うよう」呼びかけました。
同じ日、国連世界食糧計画は、ミャンマーに対する第1陣の支援として食品や薬品などを4機の飛行機によって現地に運んだということです。
また、中国外務省の秦剛報道官が8日、発表したところによりますと、中国政府は、ミャンマーの被災状況やミャンマー人民との友情を考慮し、100万ドル相当の緊急支援をすでに提供したほか、さらに3000万元に当たる支援物資を追加援助するということです。
このほか、ニュージーランドやドイツなども、ミャンマーを支援する意向を示しました。
一方、ミャンマー国内では、通信はほぼ復旧しましたが、政府は電力の復旧や飲用水の供給、物価上昇の抑制に力を入れているということです。(翻訳:鵬)
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