末永い友情
戦後の、中日両国の友好交流の歴史の中には、数え切れないほど多くの忘れられない人物があり、さまざまな出来事がありました。そのうち、1984年に行われた3000人の日本人青年の訪中は、前例のない試みとなりました。
去年6月、1984年当時の中日青年友好交歓会に参加した日本の友人とその家族が、再び中国を訪れました。当時の主催側のメンバーである胡錦涛国家主席は北京で、古い友人と再び会いました。そして、1年足らずの後、胡錦涛主席は東京で当時のメンバーたちとまた会うことになりました。
胡錦涛主席は、「1984年に3000人が中国を訪れたとき、我々は深い友情を結んだ。長い歳月が過ぎても、我々の友情はますます深くなっている」と述べました。
当時のメンバーの一人である小野寺喜一さんは、胡錦涛主席に、「我々は、日中友好のメッセージを若い世代に伝える。彼らにこのよい伝統を受け継がせる。胡主席の訪日は、必ず日中関係の新しい局面を切り開くに違いない」と述べました。
誠実に感謝
今年は中日国交正常化36周年にあたり、中日平和友好条約締結30周年でもあります。この記念すべき年、中国国民は、中日関係発展のために貢献した日本の政治家たちを忘れていません。
6日夜、胡錦涛主席は、田中角栄元首相の娘の田中真紀子さんとその家族、大平正芳元首相の息子の大平裕和さんとその家族、原田直元外相の妻の原田天光さんと息子の原田博之さんと会いました。(翻訳:ooeiei)
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