シンガポールのリ・クァンユ元首相は、「一部の国の指導者はいわゆる中国の人権問題やチベット問題を理由に、五輪開幕式をボイコットすると脅かしているが、これは正当な理由のないことだ」と述べました。
シンガポールの新聞、『連合早報』の6日の報道によりますと、リ・クァンユ元首相はこのほど、インタビューを受けた際、「8月に北京で行われる五輪の開幕式には出席する。ほかのアジアの首脳も出席するだろう」と語りました。
このほか、シンガポールのジョージ・ヨー外相は取材を受けた際、「ラサの暴力事件は一部の組織の策略によるものだと信じている。中国政府は適切に処理したのであって、責められるべきではない」と述べた上で、「騒動を企画したのは五輪大会を利用して中国を脅かそうとする組織で、騒動事件がエスカレートしたのも裏で操る者がいたためだ」と指摘しています。
(翻訳:東)
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