中国の胡錦涛国家主席は4日北京で、16社の北京駐在日本メディアの合同取材を受け、「中央政府の関係者が現在、ダライ・ラマの個人代表と接触し、話し合いを行っている」と明らかにしました。
胡錦涛主席は、「ダライラマは、実際の行動によって祖国を分裂し、暴動を起こし、北京五輪を破壊しようとすることを本当に止めたとはっきり示してほしい。それも、これからの交渉の環境作りになる」との考えを示しました。
胡錦涛主席はまた、「中国は少数民族の合法的な権益を保障し、各民族が平等で団結し、助け合い、調和の取れた社会の建設を進め、社会主義社会の民族関係を維持、発展させてきた。新中国が成立してから50年間、歴史の事実は、中国の民族地域自治制度と民族政策が中国の国情に相応しいものであることを証明した」と話しました。
胡錦涛主席はさらに、「各民族の人々の福祉を向上させるため、民族地域自治制度と地域別の効果的な民族政策を堅持し、改善し、着実に実行していく」と語りました。(翻訳:KH)
|