アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は1日、市場の流動性を高め、貸付危機を緩和させるため、住宅ローン債権を含む証券化商品などを担保として引き受け、国債を28日間貸し出すという期日物証券貸出制度(TSLF)を通じて、大型投資銀行に241.2億ドルの融資を提供しました。
FRBの傘下にあるニューヨーク地区連銀はこの日、ウェブサイトで入札状況を発表しました。今回提供した国債の金額は、FRBが当初予定していた250億ドルよりやや低いものでした。情報筋は、これは貸付ニーズがいくらか緩慢になったことの現われで、貸付情勢がある程度改善されたと見ています。
FRBが期日物証券貸出制度を通じて、国債を入札供給したのは、今回で6回目となります。(翻訳:Yan)
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