中国共産党の機関紙「人民日報」は、28日、「五輪妨害は、人心を得ず」と題する社説を発表しました。
社説は、「五輪には、全人類の共通した希望と夢が託されており、平和と進歩に憧れる全世界の人々の気持ちが込められている。この百年余り、近代オリンピック運動は、国や民族、信仰の異なる人々が文明の成果を分かち合い、交流と対話を行う場となっている。少数者による五輪妨害行為は、世界の主流な民意を代表するものにはならない。このほど、IOC・国際オリンピック委員会のロゲ委員長やフランス大統領府のレビット外交顧問、それに百名以上のアメリカスポーツ選手たちが、五輪の政治化に反対の意を示した。また、聖火リレーは、大多数の国民から支持されている」と述べました。
社説は、また、「これらの事実は、五輪は全人類の盛大なイベントであり、北京五輪を政治化し、五輪を妨害しようとするやり方が人心を得ることが出来ないものだということを証明している」と述べています。(翻訳:GK)
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