アメリカ・ホワイトハウスのペリノ報道官は25日「朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議を進展させるため、朝鮮は核関連活動を全面的かつ正確に申告しなければならない」と述べました。
ペリノ報道官によりますと、朝鮮の核申告は、核拡散、プルトニウムの生産、ウラン濃縮の3つを盛り込むべきだということです。
去年10月3日、朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で合意された「共同声明第二段階の行動」に関する共同文書によりますと、朝鮮は2007年12月31日までにニョンビョン核施設の無能力化を完成させると共に、すべての核計画について申告することになっており、一方、アメリカは朝鮮の行動に応じてその約束を履行することになっています。現在、この合意が予定通りに履行されていないのは、朝鮮とアメリカが核申告問題で意見が食い違っているのが主な原因です。(翻訳:コオリ・ミン)
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