朝鮮の『労働新聞』は11日論評を発表し、「アメリカが真に朝鮮半島の緊張した情勢を緩和させ、半島の平和を維持したければ、実際的な措置を講じて、韓国での武力増強や朝鮮を対象とした軍事演習をやめるべきだ」と指摘しました。
この論評では、「アメリカは最近、海外の基地から、多くのFー16、Fー15戦闘機を韓国に移動させ、韓国駐在アメリカ空軍と共に、朝鮮を標的とした軍事演習を行っている。これと同時に、アメリカの原子力潜水艦もこのほど韓国のプサンに着き、朝鮮を対象とした演習に参加している」と非難した上で、「朝鮮半島の核問題をめぐる六ヶ国協議で達した合意は、現在、実施段階に入っている。このような情勢の下で、双方は相手のことを尊重し、信頼関係を構築すべきだ。しかし、アメリカの一部の戦争好きな勢力はそれに背き、六ヶ国協議の共同声明の履行と朝鮮半島の非核化プロセスを阻もうしている」としています。(翻訳:周莉)
|