中国の「人民日報」は24日、ダライ・ラマの本質を暴露する署名入りの文章を発表しました。

　この文章は、「ダライ・ラマは3月14日ラサで発生した事件とかかわっていないと訴えているが、中国政府に非難された。中国を分裂させようと思っていないのに、厳しく批判された。さらに、最初から北京オリンピックを支持すると言っているが、疑われている。ところが、ラサ事件で自首した人がみんな、ダライ・ラマから指示されたと白状した。また、チベットの独立を図ろうとしなければ、なぜ亡命政府を組織したのだろうか。さらに、北京オリンピックを支持するならば、なぜ聖火リレーを妨害したのだろうか」とし、「ダライ・ラマ集団がこうしたことをやった目的は、責任を言い逃れ、国際社会の同情を得て、中国政府に圧力をかけることにある」と指摘しています。