中国の新聞「人民日報」は20日論評を発表し、「祖国に対する愛情を表し、世界における中国反対勢力に反撃する最も基本的なものは国の実力を高めることにある」と述べています。
この論評では、「祖国を分裂させようとするダライラマグループの企みや一部の西側メディアの事実を歪曲した報道、それに、北京オリンピックを破壊しようとするチベット独立分子の行為に対して、このところ中国人民の愛国主義の感情は高まっている。
しかし、愛国主義は理性的に表現すべきだ。そうしてこそ、社会の安定的な局面を維持し、発展の契機を獲得し、素晴らしい祖国を建設することが出来るようになり、それこそが真の愛国と言える。強大な国力がなければ、国家の平等と尊厳は話にならないだろう。国民は冷静かつ理性的で、合法的に愛国の熱情と意志を表し、仕事と学習に努力する実際の行動によって社会の安定の大局を維持し、中国の平和的発展に有利な環境を維持していくべきだ」と指摘しています。(翻訳:董)
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