中国長安汽車集団は17日、全額出資の「長安日本設計センター」を神奈川県横浜市に立ち上げた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
長安汽車集団の朱華栄・副総裁はオープンセレモニーで、「近年、日本を始めとした、米国・ドイツ・韓国などの自動車メーカーとの強い協力関係を築いてきた。車両や部品の製造、鋳型工程や設計などにわたる分野でマツダ、スズキ、東京R&Dなど有名メーカーを含めた30社以上との幅広い協力・交流を行っている」と挨拶した。
長安日本設計センターの余成竜・社長は「このセンターでは主に自動車の内装・外観・設計を約40人のデザイナーで行い、出来上がったものを中国国内の生産基地に提供する」と紹介した。
長安汽車集団は03年、イタリアのトリノに「ヨーロッパ設計センター」を設立しており、日本は海外2カ所目の拠点となる。(編集KA)「人民網日本語版」
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