新聞「人民日報」は16日文章を載せ、「チベット問題は人権問題、宗教問題と民族問題というものではなく、国家の主権と領土の保全にかかわる問題であり、中華民族の核心的利益にかかわる問題である」と強調しました。
この文章は、「20世紀の上半期まで、チベットはヨーロッパの中世期よりさらに暗黒な封建的な農奴制社会であったが、今では義務教育、農業牧畜地区の医療制度と最低生活レベルの保障制度がチベット全体で実施され、チベット人民は十分な宗教信仰の自由を持ち、チベットの伝統的文化も保護されている」としています。
この文章はさらに、「ダライ・ラマのいう"チベット問題"とは彼らの企むチベット独立実現のためのレッテルに過ぎない。チベット問題は国家の主権と領土の保全にかかわる問題であることから、どのような旗印を掲げても、チベット問題で中国の主権を侵犯し、中国の内政に干渉する企みも必ず失敗するに違いない」と書いています。
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