中国西部の甘粛省甘南チベット族自治州では、3500戸余り2万人近くの牧畜民が遊牧生活に別れを告げて、新しい定住生活を過ごせるようになりました。
ここでは、長期にわたって、伝統的な習慣から、チベット族を主とした牧畜民は水のある場所を求めてはテントを張って、遊牧の生活を送っていました。2004年から、中央政府は甘粛省で『貧困扶助移住モデルプロジェクト』を実施しました。地元政府はチベット族遊牧民のため、1戸当たり面積80平方メートルの家屋や家畜小屋などの関連生産施設を建設したほか、道路や下水、電気などのサービス施設を建設しました。
2008年には、甘南チベット族自治州は4万戸のチベット族牧畜民のための家屋建設を完成させるということです。(翻訳:董)
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