ラサ暴動に参加したコンチュウトンジュ容疑者がその暴行を認め、また、刃物で人を切りつけたと供述しました。
今年32歳のコンチュウトンジュ容疑者はチベットの昌都地区の生まれで、職もなく、3月14日のラサ暴動に参加して逃げ、その後警察当局から指名手配され、4月の6日に逮捕されたものです。
記者は4月の12日にコンチュウトンジュ容疑者を取材しましたが、コンチュウトンジュ容疑者はその際、3月14日にラサ市の北京東通りで、通りがかりの男性に刃物で三回切りつけたことを認めました。
目撃者によりますと、3月14日午後、コンチュウトンジュ容疑者は手に長い刃物をもち、暴徒の先頭を走り、人に切りつけていたもので、関係者によりますと、切りつけられた男性は今も行方が分からないということです。また、コンチュウトンジュ容疑者は2000年に不法に出国し、ネパールで約1年半滞在していました。
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