中国共産党中央統一戦線部の斯塔副部長は9日、北京で「ダライ・ラマは、中央政府との交渉実現に必要な環境を整えるために、暴力犯罪活動や北京オリンピックを狙った妨害・破壊活動、国の分裂活動を停止しなければならない」と強調しました。
斯塔副部長は、国務院報道弁公室の記者会見で、ダライ・ラマに対する中央政府の基本的な方針を説明し、具体的には「チベット独立を放棄し、分裂活動を停止して、チベットと台湾が中国の不可分な領土の一部だと公に認めれば、中央政府はダライ・ラマと対話することができる」と述べました。
その上で「交渉の実現は進展を得ていないが、その責任は、ダライ・ラマにある。その根本的な原因は、ダライ・ラマに誠意がないことだ」と語りました。(翻訳:鵬)
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