チベットの中心地ラサ郊外に住むチベットの最年長者で、今年117歳になる女性アマイ・ツレンさんは建築面積400平方メートルの二階建ての住まいで晩年を過ごしています。この住まいは地元政府と企業が去年、アマイ・ツレンさんと家族のために建てたものです。伝えられるところによりますと、チベットでは2006年から「安心住宅プロジェクト」を実施していますが、計画では5年の努力を経て、80%の農民牧畜民を新しい住まいに引っ越させることになっており、これまでに30万の農民牧畜民が新築に移っています。
ここ半世紀以来、中央政府は、チベットの医療衛生事業の発展を促して来ています。こうしてチベット族の人口は1964年の120万から今の250万に増え、その平均寿命も1959年のチベット解放当初の35.5歳から67歳に上がっています。
また、チベットには各種宗教活動を行う場所が1700ヶ所以上あり、寺院の僧侶の数も4万6000人余りとなり、毎年ラサに拝礼に向う信者の数は100万以上に上っています。
記者は、多くの民衆を取材しましたが、人々は、「幸せ、健康と睦まじい人と人との関係がこの数十年の体験であり、今後もこれが続くことを望む」と語った後、少数のものが調和の取れた社会を破壊し、情勢を激化させることは、チベット各民族人民の願いにまったく背くものだと非難しました。
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