中国外務省の姜ユ報道官は3日、アメリカの一部の政界要人に対し、オリンピックと聖火リレーを干渉・破壊する行為をしないよう促しました。
報道によりますと、アメリカ議会のペロシ下院議長はこのほど、声明を発表し、「IOC・国際オリンピック委員会が2008年夏季オリンピックの開催権を中国に与えたことは一つの誤りだ」と語りました。姜ユ報道官はこれについて記者の質問に答え、「中国はこの声明に対して厳重な関心と強い不満を表す」と述べました。
姜ユ報道官はまた、「2008年夏季オリンピックの開催権を北京に与えたことは、国際オリンピック委員会が下した丁重な決定である。サンフランシスコでの聖火リレーが順調に進むことは中米両国人民の共同の願いである。中国は、アメリカの関係者に対して、オリンピックの精神と原則を尊重し、オリンピックと聖火リレーの上で責任をもつ態度を取り、破壊活動をしないよう促す」と述べました。(翻訳:玉華)
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