中国公安省の武和平報道官は1日北京での記者会見で、チベットの警察当局は僧侶と市民の摘発に基づき、チベットの一部寺院で大量の武器と凶器を押収したと発表しました。これら武器とは178丁の銃、13013発の銃弾、359本の刃物、19360個の雷管、2個の手榴弾です。
これについて武和平報道官は、「ラサの3月14日の暴動はダライ・ラマ勢力が画策した"チベット人民大蜂起運動"の一部であり、その目的は、チベットで指導的に破壊活動を行い、オリンピックを利用して中国政府に圧力をかけ、その分裂という企みを実現させるためだ」と指摘しました。
武和平報道官はさらに、「オリンピックは、平和を呼びかけ、戦争と紛争の消滅を主張してきた。しかし、ダライ・ラマを初めとするチベット独立勢力は、オリンピックの政治化を企み、2008年の北京オリンピックを彼らの"チベット独立"を実現させる最後のチャンスとみなし、そのボイコット計画を制定している。これはオリンピック憲章にひどく違反しており、世界の平和を愛する人々への侮辱である」と述べました。
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