イギリス政府は1日、「イラク南部の都市バスラの当面の情勢を考慮して、イラクからの撤兵を延期する」と述べました。
イギリスのブラウン国防相は下院で、「当面の情勢がはっきりしていない時に撤兵することは慎重でなければならない。ただし、イギリス政府はイラク駐留軍の人数を削減していく計画は引き続き堅持する」と述べました。また、ブラウン国防相は、「先週、バスラ空港のイギリス駐留軍は戦車や装甲車、大砲を出動して、イスラムシーア派武装勢力と戦うイラク政府軍を支援した。これはシーア派武装勢力と闘うイラク政府軍が3月24日から始めた軍事行動にイギリス軍が初めて直接参加したことになる」と明らかにしました。(翻訳:董)
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