イラクのマリキ首相は29日バスラで部族の指導者と会談し、「シーア派民兵組織はアルカイダより危険だ」と指摘しました。
マリキ首相は「シーア派民兵組織はアルカイダと同様、無実の市民を無差別に殺戮し、施設を破壊し、イラクの政治プロセスの進展を望んでいない」と語りました。
一方、イスラム教シーア派の指導者サドル師が率いる民兵組織マハディ軍は24日夜からバスラで治安部隊と交戦し、戦闘はイラク南部とバグダッドに拡大して、数百人が死傷しました。(ジョウ)