チベット自治区共産党委員会の張慶黎書記は、「チベット自治区の財政支出の93%から94%は中央政府からのものだ。つまりチベットで使われる財政資金の九割以上が中央政府から来ていることになる」と述べました。
中央政府からのこの支出とは無償で地方政府に出した費用で、大部分は福祉に使われています。
統計によりますと、これまでの5年間、中央政府からチベットに拠出された各項目の補助金は合わせて950億元に達しました。
張慶黎書記は、これについて「チベットは中央からの援助をよりよく利用し、経済の迅速かつ良好な発展を推進していく」と述べました。
2007年のチベット自治区の生産総額は342億元に達し、一人当たりのGDPは1万2000元を超え、これは2002年より2倍近く増えたことになり。チベット経済はこれまで7年連続して12%の成長率を保ってきました。(翻訳:董)
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