ギリシャの古代遺跡オリンピアで採取された北京五輪の聖火を中国側に引き渡す式典が北京時間の30日午後8時、アテネで行われました。テレビやインターネットで式典の中継を見た中国各地の人々は、地元での聖火リレーに期待を語っています。
中国西南部の都市・成都で、ある市民は聖火の引渡し式を見た後、記者に対し「北京五輪の聖火リレーに注目している。成都で行われるときは、必ず現場に行く」と語りました。
北京五輪組織委員会セーリング委員会文化活動部の衣凡副部長は、「聖火の引渡しが無事に行われたのを見て、感動すると同時にプレッシャーと責任の重さを実感した。北京五輪でセーリング競技が行われる青島で、聖火リレーを迎えるために心を込めて万全の準備をする」と述べました。
チベットの登山家・ゴンポさんは、「北京でオリンピックが開催されることは、自分を含めた多くのチベット住民が期待している」とした上で、「国内の登山家とともに、必ず北京五輪の聖火をチョモランマで燃えさせる」と語りました。(翻訳:鵬)
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