今冬、中国で平均気温は氷点下4.3℃で、例年比0.2℃低く、1986/1987年以来の同時期最低となったという統計が3日中国気象局記者会見で明らかになった。
中国気象局の統計結果、今冬、全中国で平均降水量は例年同期に近く、その中で、北西部では多すぎ、東北、華北とチベットの中西部、新疆の北部、海南などで少なすぎる。全中国で平均気温が低すぎ、気温が高すぎる東北の北部、チベット高原のほかに、例年同期に近いかやや低いのは多くを占めた。
中国気象局災害予測司の矯梅燕司長は、今年、中国で気温が22年来の最低をつくったが、暖冬の動向がそれで逆になるわけではないと指摘し、1950ー1980年代、中国で冬に気温が低すぎ、それ以降暖かい傾向が続き、今冬は気温が総じて高すぎる動向にての最低値で、1950ー1980年代に比べれば依然高すぎると説明した。 (新華社)
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