新華社上海2月19日発 上海市気象局は19日、ありえない持続的な低温・雨・雪天候が訪れたが、昨冬に入って、上海で気温が依然高すぎると発表し、昨年12月の平均気温は例年同期の最高値とほぼ同じだという。
昨冬に入って、全国の平均気温は20年来の底を突いたと、上海気象局は中国気象局が最近発表した内容を引用して発表したが、上海は、南部の多くの地方ほど氷雪・厳冬の被災を受けていないと、同局の職員は指摘した。
上海市気象局の統計結果、2007年12月、上海で気温が高すぎ、全市の月平均気温は8.8℃で、例年に比べ2.5℃高い。都市部で月の平均気温は9.6℃で、例年に比べ2.9℃高く、気象記録のあった1873年以降同期の最高気温と同じ。
2008年1月、上海では気温が「高から低まで」の展開だ。後半に、気温が例年に比べ0.5ー2.2℃高かった。下旬に雨・雪天候が続き、気温が大いに下がり、旬の平均気温は0.7ー1.6℃で、例年に比べ2.2ー2.7℃低く、1978年以降の最低温となった。2月はすでに半分が過ぎたが、上海では異常な気温がなく、温度は持続的に回復している。
上海市気象局の職員によれば、冬に入って、上海で低温・雨・雪天候が続き、積雪も厚かったものの、非常に低い低温天候はない。これまでで、冬の気温が総じて高すぎる。
(翻訳 金慧) 新華社より
|