中国銀行澳門(マカオ)分行がこのほど公開した経済研究レボートによると、今年、澳門は観光業、レジャー産業、および投資面での伸びを基礎に、総体的な経済の持続した成長が見られ、伸び率は13%に達する見込みだ。
同研究レポートによると、観光・レジャー産業の伸びにより、澳門で6社の賭博・宝くじ会社が昨年末すべて運営を開始し、観光業に対する経済効果が一段と明らかになった。固定資産投資が澳門の経済成長に対する貢献度は30%以上となっている。初歩的な統計によると、以前から続いているホテル建設プロジェクト以外に、2、3年以内に投入済み、あるいは投入を計画している固定資産投資プロジェクトの資金需要は、1千億マカオドル以上となっており、澳門の主な経済成長ポイントとなっている。
同研究レポートによると、2008年、澳門の不動産市場は、前年に引き続く好景気を予測している。また、澳門のコンベンション産業の直接収入は年々増加する見込みで、澳門は、アジア太平洋地域におけるコンベンション産業の成長が最も著しい都市になっている。このほか、澳門のコンベンション産業が関連業界の収益を9倍まで伸ばす牽引力を持っており、ホテル業、飲食業、商業、娯楽業など多くの産業を発展させ、総体的な経済の成長を促す役割を担っている。(編集WM)「人民網日本語版」より
|