チベット自治区環境保護局の張永沢局長はこのほど、「生態文明を建設し、高原の清水と青空を保護することがチベットにおける今後の活動の重点だ」と述べました。
世界の屋根と呼ばれるチベット高原は独特な生態環境を有しており、青海チベット高原の主要部分として、中国のみならずアジアにとっても大切な地域です。
張永沢局長は、「政府は長期にわたってチベットの環境保全を重視してきた。2006年から2030年にかけて実施される環境保護プロジェクトへの投資額は100億元を超えた。プロジェクトは草原、野生動植物の保護、砂漠化及び土壌流失の防止、生態観測など10項目からなる」と述べました。(翻訳 董)
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