国務院新聞弁公室と中国国家品質監督検査検疫総局は15日、国内外のメディアを殺虫剤が検出されたギョーザの製造元、天洋食品の工場に招待しました。50社近くの報道機関、103人の記者が取材に訪れ、天洋食品の生産管理プロセスを身を取材しました。
工場公開の前に開かれた記者会見で、天洋食品の邸孟禄工場長は「我が社は十数年来、日本向けのギョーザを生産してきた。日本に加工食品を輸出する企業として豊富な経験があり、管理体制は万全だ」と述べました。邸工場長によりますと、01年以来、輸出量は増加をたどっており、返品を受けたこともなく、「日本の消費者に歓迎されている」ということです。また、厳密な検査を行いましたが現在に至るまで工場に何ら問題はなく、「最大の被害者は我々だ」と述べました。
会見に同席した河北省輸出入検査検疫局の程方局長によりますと、関係諸機関と協力して、生産工程から輸送工程、税関まで再調査を行い、特に税関では商品の箱を開けずに通関させ、その後に検査する方法までとったという。しかし、「現在まで問題は発見されていない」ということです。(翻訳:ooeiei)
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