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テスト大会レポ「競泳」(大会3日目) 中国若手選手が成長
   2008-02-02 21:04:44    cri

 

 競泳の五輪テスト大会は3日目の午前中、男女の平泳ぎと自由形の決勝が行われました。

 日本勢では、昨日、男子100m平泳ぎで、ワンツーフィニッシュを果たした末永雄太(法政大学4年)と立石諒(湘南工科大付属高3年)に注目。今日は、それぞれ4コースと5コースで出場して、またしても、1位立石、2位末永でフィニッシュし、表彰式で日の丸を二つ掲げました。立石は昨日に続いて、自己ベストの1:01:58。一方、「少し意識しすぎた」という末永は、前半、スピードに乗り切れず、高校生の立石に1位を譲って1:02:10の2位。4月の選考会に向け、若い立石の登場は、日本競泳界を活気づかせそうです。 

 また、中国勢では、男子400m自由形に出場した張琳が成長振りを見せました。オーストラリアでの専門トレーニングを受けて、帰国したばかりの張琳。一流のトレーニング法で仕込まれた成果を発揮しようという今大会でしたが、3:54:04で、自己ベスト2お1秒以上上回る好記録。同時に、自身が持つ中国記録も上回り、試合後は「自分でも驚いている」と笑顔を隠せませんでした。

 女子200m平泳ぎは、日本の第1人者種田恵(神奈川大学3年)が2:29:35で4位。田村菜々香(東海大学3年)は2:30:48で6位。韓国勢が1位、2位を独占し、韓国勢の成長ぶりを感じさせるレースとなりました。同レースに出場した中国のホープ、斎暉(チー・フイ)は2:36:32で残念ながら8位。レース後、『今は基礎を固める時期。本番に向けて、力を蓄えていきたい』と抱負を語っています。 

 中国の競泳エース、呉鵬も昨日、水立方のプールに現れ、1時間ほど本番の感触を試しました。昆明での高地トレーニングを終えたばかりで、春節を北京で過ごした後、また昆明を戻り、トレーニングを続けるそうです。人気競技、水泳でも、着々と各選手が臨戦態勢に入ってきました。一部競技を除いて、まだまだ欧米勢が強い競泳ですが、ぜひ今年は、中国と日本の選手たちによって、この水立方のプールを沸かせて欲しいものです。(取材:朝倉浩之)

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