「北京の微笑、五輪のパイオニア」と題したボランティアへの研修活動が31日、国家オリンピック体育センター体育館で開かれ、北京五輪の会場で誘導や安全検査の協力にあたるSPSボランティア(Spectator Service、会場サービス)1000人が参加しました。
参加者は五輪の色と北京大会のフーワー(5つのキャラクター)でチーム分けし、クイズやシミュレーションなどを通して、技能訓練を受けました。
SPSボランティアは五輪とパラリンピック開催中、会場で観客を誘導したり、セキュリティチェックを手伝ったりする仕事にあたるため、「五輪の顔」(the Face of the Games)として注目されています。北京大会では、そのサービス対象者は700万人の来場者と28万人の登録関係者です。
(五輪組織委ボランティア部・張振良副部長)
北京五輪組織委ボランティア部の張振良副部長によりますと、SPSボランティアの応募枠は全部で2万人、現在はすでに1万5千人が確定し、残りは計画通りに選定している最中だということです。
なお、北京五輪のボランティア研修には総合的研修、専門知識の研修、会場の研修、ポストの研修という四つの部分からなっており、総合的研修や専門知識の研修はすでに終わり、今後は会場の様子やそれぞれのポストに対応した研修内容を盛り込んで開催する予定です。張副部長は、ボランティアたちのテスト大会での活動ぶりを評価し、今後は外国語の研修などに引き続き力を入れると述べました。 (王小燕)
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