「国連腐敗防止条約」締結国の第2回会議が28日、インドネシアのバリ島で開幕しました。インドネシアのユドヨノ大統領にかわって会議に出席した政治・法律・安全事務を担当するスジプト氏は席上、「ここ数年、世界各国は、『国連腐敗防止条約』の枠組みで、多くの共通認識に達し、この分野での協力はある程度の進展を収めた。しかし、これからも道のりは遠く、その責任は重大である」と述べました。
会議に出席した中国の武大偉外務次官は、「中国は、『国連腐敗防止条約』の枠組み内で国際的な協力を行うことを非常に重視している。中国政府は、これまで50以上の国と司法協力や引渡しに関する条約に調印した。また、去年は国家腐敗防止局を発足させた」と述べました。(翻訳:GK)
|