中国はこのほど、レジ袋の使用を制限して、プラスチックなどによる「白い汚染」を減らす通達を公布しました。国連開発計画(UNDP)のアヒム・シュタイナー(Achim Steiner)事務局長はこれを高く評価する意向を表しました。
シュタイナー事務局長は、「この決定には積極的な意義があり、レジ袋による汚染に対策を打とうという国際的な流れを一層際立たせた」と指摘した上で、「大国として、レジ袋の汚染を防止するという中国の決定は、アジア、ひいては全世界にも影響を及ぼすだろう」と語りました。
小売業のレジ袋の無料提供を禁止することについて、シュタイナー事務局長は、「レジ袋を売ることで得る収入は、市政府の回収プロジェクトや、環境保全産業の労働力のコストダウンなどに利用することができる。また、リサイクル産業や天然繊維を使ってレジ袋の代替品を作る産業もこれにより、メリットを受けることができる」と語りました。(翻訳:Yan)
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