アメリカのブッシュ大統領は28日、一般教書演説を行い、「アメリカ政府が行ったイラク駐在米軍の増派戦略が勝利を収めた。アルカイダはまだ逃走中なので、イラクからの撤退を急げばこれまでの努力は水の泡となるだろう」と述べました。
ブッシュ大統領は、議会の上下両院の合同会議で、「米軍の増派戦略は、一年前に考えられない成果を収めた。イラクのアルカイダのメンバーは逃走中で、アメリカはまもなくそれを打ち破るだろう」とした上で、「イラクにある敵は、アメリカから大きな打撃を受けたものの、まだ完全に敗れたわけではなく、今後まだ激しい戦闘がある」と述べました。
これは、ブッシュ大統領の最後の一般教書演説となります。(翻訳:GK)
|