国際鉄鋼協会(IISI、本部ベルギー・ブリュッセル)が24日発表したところによると、2007年、中国の粗鋼生産量は4億8900万トンに達し、2006年に続いて世界一になった。だが中国、欧州連合(EU)、旧ソ連圏、米国などの主要鉄鋼生産国・地域の生産量は、徐々に伸びが鈍化している。中新社が伝えた。
同報告によると、昨年の世界の主要鉄鋼生産地67カ国・地域の粗鋼生産量は13億4350万トンで、前年比7.5%増加し、増加率は5年連続で7%を上回った。世界トップの中国の生産量は4億8900万トンで同15.7%増加。2位の日本は1億2千万トン、3位の米国は9720万トンだった。このほか上位にはロシア、インド、韓国、ドイツ、ウクライナ、ブラジル、イタリアなどが並んだ。
中国の粗鋼生産量は世界トップであるだけでなく、2ー8位の生産量合計を上回り、世界全体の36.4%を占めた。06年は33.8%、05年は31%、04年は26.2%で、世界に占める割合が年々増加していることがわかる。(編集KS)「人民網日本語版」
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