北京市政府各部門の責任者は23日北京市第11期政治協商会議第1回会議の会場で各グループに分かれて委員の質問に応じた。市観光局の熊玉梅・副局長は、五輪期間の接待能力に関する質問に対し、「宿泊先は十分に確保してある。また、外国人旅行者のホームステイ受け入れができる市民を春節明けから公募していく」と回答した。「北京晩報」が伝えた。
尚明・委員は五輪期間の北京の受け入れ態勢に強い関心を示し、「旅行客の推定人数は出ているか。市民による接客も必要か。」といった質問を出した。熊副局長はそれに対し、「市観光局が五輪チケットの販売数から推定したところ、五輪が開催される8月には海外から50万人が北京に訪れ、さらに国内の旅行者を合わせると、1日あたり最大33万人の宿泊先が必要になると予測される。北京には現時点で星付きホテルが806軒、客室が13万室、ベッド数が22万余りあり、さらに旅館などの宿泊施設を合わせると計64万6千のベッド数が確保できるため、十分に対応できると考えている。また、ホームステイの案も取り入れ、旅行者が宿泊する部屋に専用トイレがあること、家族に英語が話せる人がいて外国人旅行者と交流ができることなどを条件に盛り込んだ関連方案や基準を制定した。ホームステイの公募は旅行会社を通じてまもなく開始される」と回答した。(編集KA)
「人民網日本語版」
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