新華社上海1月22日特電 (記者 兪麗虹 季明)上海は22日、08年政府実事 プロジェクトを発布、食品安全、医療、教育、社会保障、貧困層救助といった 分野におよぶ。上海市政府スポークスマンの焦揚氏は実事プロジェクトが雪中 に炭を送るように大衆の最も関心を払う身近な利益問題の解決を目指すと指摘 した。
民意を最大限に体現するために、関係部門はオンラインで公開的に提案を募 集、幅広く意見を聴取してから実事プロジェクトを確定した。
公表された上海市政府実事プロジェクトは9件、内訳で50万の就職口を創り 出し、17万人の高齢者に養老サービスを提供、出稼ぎ労働者の子女就学条件を 改善、豚肉流通安全情報トレーサビリティシステムを構築、車椅子に頼る身体 障害者に「陽光車隊」優遇乗車サービスを提供するなど、いずれも大衆の関心 を寄せている問題だ。
08年実事プロジェクトは近郊地区に傾く。計画どおりに10万人の農民は社会 養老保障システムに組み入れられ、近郊地区で11ヶ所の医療応急手当ステーショ ンと300ヶ所の村の基準化衛生室は設けられ、90台の救急車は配備されると同時 に、崇明島などの水上旅客輸送施設は改善され、現地住民の交通難は緩和され る。
また、実事プロジェクトを着実にするために、プロジェクト用資金は担当機 構の財政予算に計上し、当年立件・当年達成を確保するという。(翻訳 孫義) 「新華ネット」より
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