第6回「上海IT青年10大新鋭」が半年間の選考を経て9日に発表された。上海億通国際株式公司技術研発センターの王鵬・副主任などIT界の若手の俊才10人がこの栄誉に浴した。今回は外国人2人の初選出が特に注目を浴びた。「中国新聞網」が伝えた。
「上海IT青年10大新鋭」の選考は、上海において情報化分野の優秀な青年を発掘し、イノベーティブな情報化建設の実践を奨励し、情報化に関心を抱き、情報化を支持し、情報化に身を投じ、情報化を推進する雰囲気を醸成する権威ある場と見なされている。
今回の選考では外国人が、わずか20人の候補者中3人を占め、さらに最後のPK戦で2人が勝ち抜くなど、予想を大幅に上回る活躍を見せた。
インド第4のソフト会社、サティヤム・コンピュータ・サービスで大中華圏のトップを務めるインド国籍の「新鋭」Raghvendra Tripathi氏はソフトのアウトソーシングで世界に名を馳せる。Tripathi氏は02年に上海に渡り、新上海人として、この開放的で挑戦と活力に富む都市に融け込み、中国市場を深く開拓するに至った。わずか数年で同社は上海法人の社員数が500人近くまで増え、南京にR&D拠点も開設した。
もう1人の外国籍「新鋭」、シンガポール人の蒋明亮氏はインターネット業界で13年間に7回起業した。蒋氏は中国インターネット情報センターを積極的に協力し、中国語ドメイン名を強力に推進し、中国での中国語ドメイン名の普及と無数の利用者のネット接続に貢献を果たした。(編集NA)
「人民網日本語版」より
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