イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長は8日、エルサレムで会談し、「三段階」モデルで、中心的な問題の交渉に取り組むとの方針を示しました。
イスラエル側の関係者によりますと、双方の首脳はこの日、和やかな雰囲気で2時間あまりの会談を行い、中心的な問題を解決するための「三段階」モデルを確立したということです。
この「三段階」モデルとは、まず、イスラエルのリブニ外相とパレスチナ側交渉グループの責任者クレイア氏が、中心的な問題について直接話し合います。その後、双方の交渉グループが、具体的な協議を行います。合意できない場合は、オルメルト首相とアッバス議長が交渉に介入するという形です。(翻訳:周莉)
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