特定非営利活動法人「日中友好市民倶楽部」は福田首相が天津訪問中の12月29日、天津外国語学院で奨学金授与式を開催した。
天津外国語学院の推薦した優秀な学生の面接を同倶楽部の小野寺健理事長、深谷弦希副理事長、天津外国語学院の修剛校長、南開大学の王健宜氏らが行い、最終的に同校の日本語学院2年生及び英語学院1年生からそれぞれ2人、合わせて4人の奨学金受賞者が決定した。民間の奨学金としては最高額となる各4,000元が支給される予定。
授与式で、小野寺理事長は奨学金支給の趣旨と福沢諭吉の「学問のススメ」を引用してスピーチを行い、修校長は天津外国語学院の代表、中国日本語教学研究会会長として、これまでの同倶楽部の活動に高い評価と感謝の意を表した。
奨学金の授与は今回で2回目。これまでに総額32,000元が支給されたという。(編集KA)
「人民網日本語版」より
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