ケニアのキバキ大統領は1月1日、「当面の緊迫した情勢を解決するため、ケニアの各党派が対話を行うよう」呼びかけました。また、イギリスのブラウン首相はこの日、ケニア大統領と野党との対話を呼びかけました。
キバキ大統領はイギリスの選挙監視団のカバー議長と会談を行った後、声明を発表し「双方はケニアの各党派の指導者が直ちに会談を行い、暴力を停止するべきだということで意見が一致した」ことを明らかにしました。
しかし、最大野党であるオレンジ民主運動の指導者のオディンガ氏は「キバキ大統領がこのほど行われた大統領選挙での敗北を認めなければ、会談を行うことは不可能だ」と語りました。
イギリス首相官邸の報道官はこの日「イギリスのブラウン首相は新年に入ってキバキ大統領とオディンガ氏とそれぞれ電話会談を行った。イギリスとしては、双方が交渉によって今の暴力衝突を食い止めることを希望した」と述べました。(01/02 翻訳:Yin)
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