アメリカ国務省のケーシー副報道官は28日、「アメリカ政府は、パキスタン国内情勢について、パキスタンの各政党及び同盟国と密接な連絡を保っている」と述べました。
ケーシー副報道官は、この中で、「パキスタン駐在のアメリカ大使館は、パキスタン人民党を含む各政党と密接な連絡を保っている。また、政治事務担当のバーンズ国務次官と南アジア事務担当のブーシェ国務次官補は、パキスタン情勢についてイギリスやカナダ、フランスなどの政府高官と話し合った」と述べました。
この日、ブッシュ大統領は、テキサス州で国家安全委員会テレビ会議を開き、パキスタンのブット元首相が刺殺された後、パキスタン国内に発生可能な危機について討議しました。ブッシュ大統領は、その際、「アメリカは、パキスタンの民主事業を支持し、パキスタンの過激派やテロリストとの戦いを支援すべきだ」と強調しました。(翻訳:GK)
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