食品の安全をめぐる情報公開が規範化・統一されておらず、公開された情報には非科学的なものもあり、消費者に無用の心配を引き起こしている。このため26日に全国人民代表大会(全人代)常務委員会に初審議が提起された「食品安全法」草案では、国が食品の安全情報をめぐる統一的な公開制度をうち立てるとしている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
草案の規定によると、食品の安全リスク警告情報、食品の安全事故情報、その他の消費者に不安を与える可能性がある食品の安全情報、国務院が確定した統一公開が必要なその他の情報などは今後、国務院から権限を移譲された食品安全情報公開の担当部門が統一的に公開することになる。
また草案では、統一公開が必要とされた情報の公開範囲は特定の地域内に限定されること、省レベル人民政府が確定した部門により公開がなされることを規定している。(編集KS)
「人民網日本語版」より
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