中国の労働社会保障省の孫宝樹次官は、26日、中国は「出稼ぎ」農民労働者の合法的権益の保障をさらに整備すると語りました。
これは、全国人民代表大会常務委員会で述べたもので、その中で、孫次官は、「2006年から延べ6,000万人に対して職業訓練を行った。いまの時点で、労働災害や医療保険に加入した農民労働者は、すでに3,000万人を超え、労働組合に加入したのは、6,200万人に達している」と明らかにしました。
さらに、「今後、給与の支払いに対する監督を強めると同時に、職業安定や訓練、各種保険をさらに整備していく」と述べました。
「出稼ぎ」農民労働者とは、農村戸籍を持つ労働者のことで、中国にはおよそ2億人がいると予想されています。
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