中国が26日に発表した「中国エネルギー状況と政策に関する白書」によりますと、中国は「国際社会がエネルギーの開発と利用の面で互いに協力しあうと同時に、先進的な省エネ技術の研究開発面でも協力を強化すべきだ」と主張しています。
白書では、「国際社会がエネルギー政策を制定する場合、その話し合いを強化し、石油や天然ガス資源の開発を促すと同時に、その供給を増やして、グローバル化と多元化を実現すべきである。また、各国がエネルギーに対する需要を満たすため、省エネ技術に対する研究開発に力を入れ、エネルギーの総合利用を促進しなければならない。それと同時に、エネルギー産出国と輸送国の安定を維持し、特に中東地区の石油産出国の情勢を安定させ、エネルギー輸送ルートの安全を確保すべきである」としています。
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