パキスタン国営テレビ局の21日の報道によりますと、パキスタン北西部の国境に近いイスラム教礼拝所で、自爆テロとみられる爆発があり、少なくとも55人が死亡、35人が負傷したということです。
報道によりますと、爆発は、イスラム武装勢力を取り締まる警察や治安部隊の最高責任者だったシェルパオ前内相が居住している村で発生しました。事件当時は、イスラム教犠牲祭の日で、シェルパオ前内相と家族は一緒に礼拝をしているところでした。
今回の爆発事件で、シェルパオ前内相は無事でしたが、彼の息子が怪我をしました。
事件発生後、ムシャラフ大統領は声明を発表し、自爆テロを強く非難するとともに、犠牲者の遺族にお見舞いの意を示しました。
|