中国政府特使である王毅外務次官は、11日、イスラマバードで、パキスタンのハク外相と会談を行いました。双方は、両国関係やお互いに関心をもつ問題について、踏み込んだ意見交換を行いました。
王毅特使は、会談の中で、「ムシャラフ大統領とパキスタン政府が、安定の維持、経済発展、民主化促進、極端な宗教主義やテロ取締りで払った努力を高く評価する。今、パキスタン政府の政策は、パキスタン国民の根本利益に一致し、この地域の平和と安定に役立っている」と述べました。
これに対して、ハク外相は、「パキスタンと中国の友好関係を保つことは、パキスタン政府と各政党の共通認識である。パキスタンは、1つの中国政策を堅持し、台湾独立などの分裂活動に断固として反対する」と改めて強調しました。(翻訳:任春生)
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