アメリカのライス国務長官は10日、「イスラエル政府が東エルサレムで住宅建設の入札募集を行っていることは、パレスチナとイスラエルの和平交渉に暗い影を落とした」と指摘しました。
これはワシントンで行われた外交政策についてのシンポジウムで述べたものです。ライス国務長官はその中で、「今こそ、和平交渉の再開のために信頼を確立すべき時期だ。イスラエル側の住宅建設の入札募集はこうした行為ではない。今月7日、ベルギーのブッリュセルでイスラエルのリビニ外相と会談した際、ユダヤ人入植地を拡大する如何なる行為もパレスチナとイスラエルの相互信頼にとってマイナスとなるというアメリカの見方を表明した」と述べました。(翻訳:董)
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