中国が独自の知的所有権を持つエイズワクチンが1日、北京の協和病院で第一期の臨床実験を始め、第一組のボランティアに対して、ワクチンの接種を行いました。
これは世界初の増殖型ベクターエイズワクチンの臨床実験でもあります。この研究に携わった邵一鳴研究員によりますと、「今回は生きた天然痘ワクチンにHIVウィルスの遺伝子を運ばせている。増殖能力があることから、より高い免疫力を維持できるだけではなく、免疫の有効期間も長くなる」ということです。(翻訳:周莉)